パソコンとタブレット

私たちは日々インターネットで調べものをする際、Googleなどの検索大手が提供するアルゴリズムをほぼ意識しないうちに使っています。どういうことかというと、私たちは普通、ブラウザと呼ばれるインターネットの検索ツールであるソフトウェアを使用し、インターネットの世界に存在する膨大なWebサイトの中から、私たち自身が知りたいことについて情報提供してくれるサイトを効率よく閲覧したいと思うはずです。そしてこの時、ブラウザのキーワード入力欄でひとつの、あるいは複数のキーワードを入力します。Googleはそのキーワードを起点として、私たちが見たいと希望するのと近い複数のWebサイトを、優先順位をつけてリスト表示してくれます。この働きを担っているのが、Googleにおいて検索順位を決めるアルゴリズムという訳です。

そして重要なのは、キーワードを上手に使って検索すれば、ユーザーが希望するコンテンツを含んでいる一定以上の品質を持ったサイトを、アルゴリズムによって、つまり機械的に提供していることです。そのためユーザーはリスト表示されたサイトを、検索順位のリストを上からひとつずつ見ていけば知りたい情報にアクセスすることができます。

さてここまでの記述では、インターネットのユーザーの視点で検索アルゴリズムについての解説を試みました。一方でインターネットの利用者というのは、ユーザーという閲覧する側の人だけではありません。ユーザーに対し情報提供をする、webサイトの制作者もまたインターネットの利用者として参加している訳です。

サイトで情報発信される内容は様々です。しかしおそらく全てのwebサイト制作者は、少しでも多くの人にサイトを閲覧してもらいたいと願っているはずです。ということはGoogleの検索結果で上位表示されることが必須命題ということになります。この命題を意識してwebサイト制作者は記事を書き、コンテンツを洗練させ、検索結果上位表示を狙います。こうした意図を持った取り組みをSEOと呼びます。

SEOとはSearchEngineOptimizationの頭文字をとったもので、検索エンジン最適化という訳語が与えられています。検索エンジンとはアルゴリズムの同義語であり、検索エンジンに好まれるにはどうすれば良いかを考えながら、記事などのコンテンツを練るのです。アルゴリズムすなわち検索エンジンが機械的にwebサイトを判断する以上、そのロジックはいずれは陳腐化するので、Googleは度々アルゴリズムのアップデートを行ないます。このアップデートによってSEOの手法は少しずつ、時に大きく改変を求められることになるので、検索順位の変動には常に敏感になっています。